繰り返す膀胱炎

61歳の女性Mさんは、昨年後半から現在まで3回膀胱炎を発症しました。
毎回泌尿器科で抗生物質をもらい治ってはいるのですが、繰り返さないようにと漢方を求めて来られました。

症状は一般的で、血尿や残尿感があり、お腹や足首が冷え、上部はのぼせがあるとの事でした。そこで漢方薬は、膀胱炎の改善に<五淋散>をお使いいただき、症状がなくなったら利水薬の<当帰芍薬散>をお使いいただくことにしました。

2週間後再度お越しいただき、漢方薬を服用するとすぐに良くなったが、やっぱり心配なのでしばらくは<五淋散>を続けたいとのことでした。

女性の膀胱炎のご相談はよくあり、ほとんどが短期間で改善するため漢方薬を続けられることが少ないですが、本来は膀胱炎にならないよう漢方薬で体質改善することが必要なのです。

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赤ら顔と漢方

一口に<赤ら顔>といっても、様々な疾患や原因があります。

40歳の女性Kさんは1年前に化粧品かぶれを起こし、ステロイドを使われたのですがあまり改善せず、皮膚科では『酒さ様皮膚炎』と診断され、抗生物質を処方されました。
しかし完治することなく、漢方を求めて来店されました。

症状は、温度差があるところや、夜間になると赤くなり、日光や飲酒によって発疹がでたり、痒みが増したりしていました。皮膚は乾燥し、落屑を生じていました。
そこで漢方薬は、<荊芥連翹湯>や<麦門冬湯>をお使いいただきました。

2週間後、ほてりは軽減し、赤みや痒み、発疹も低減し、短期間で改善傾向が見られて喜んでいただきました。

赤ら顔は長期にわたる症状である場合が多く、改善にも時間がかかるのですが、今回の場合はお薬がピッタリと合ったようで早かったのかと思います。

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朝の不安感

61歳のEさんは真面目な性格で、熱心にお仕事をされています。
最近になってお仕事が減ったようで、現在は職業安定所にも通われています。

年齢のこともあってかなかなかよい仕事が見つからず、不安に感じられておられるようです。
夜はお酒を飲んでから寝るためか寝付けるが眠りが浅く、途中で一度目が覚めてしまうようです。
夢も見るようです。朝起きると不安感や時に動悸もあるようです。

そこでまずは<ウコギ含有健康食品SN>を服用して頂きました。

服用一週間後、夢を見なくなり、眠りの質が大分よくなりました。
朝の不安感も治まっているみたいです。
ただ、朝方はまだ眠りが浅いようで、引き続き分量を調節しながら服用して頂いています。

健康食品SNには安神作用があり、様々なストレスに対応できるものとして使っています。

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倦怠感と漢方

Nさんは3年前に事故をしてから不調になり、冷え、肩こり、貧血、胃痛、強い倦怠感、に加え、気分も落ち込みがちでした。
特に夏場は身体がだるく、寝転んでいたい気分で、仕事にも行けない状態でした。

そこでまずは気血両虚と考え、<婦宝当帰膠>と、疎肝剤の<加味逍遥散>などを使っていただきましたがあまり改善しませんでした。

再度お話をお聞きしたところ、毎日お酒を飲む、胃がムカムカし、食欲も低下気味とのことで、肝臓の働きも影響を受けていると考え、補肝を目的に<ウコギ含有健康食品D>と<半夏瀉心湯>に変えてお使いいただきました。

そして1か月後、寝転ぶことなく仕事が続けられたと報告をいただきました。

Nさんは、事故の影響もあったのでしょうが、それよりアルコールにより肝臓の負担が慢性的で、その結果倦怠感が強かったのではないかと思われました。
倦怠感は精神的な原因や、仕事、睡眠不足などたくさんの原因がありますので、生活状態を詳しくお聞きしての対応が必要です。

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しゃっくりの漢方

「しゃっくり」は漢方で吃逆ともいい、急性の場合や慢性的な場合も対応する漢方薬があります。

80歳の男性Hさんは60歳過ぎた頃からしゃっくりが時々出始め、最近は食後に頻繁に出るようになりました。特に重いものを食べると必ず発症するとのことでした。

そこで、胃腸機能が低下して負担がかかっているためと捉え<半夏瀉心湯>などをお使いいただきました。そして2ヵ月経過し、しゃっくりの頻度は低下してきました。
もうしばらくするとしっかり改善するのではと思います。

しゃっくりの漢方薬としては、急性の場合には昔から民間薬として『柿の蔕』が使われたますが、慢性的な場合は、呉茱萸湯や半夏瀉心湯などが使われます。いずれも、経過や体質で選定します。
しゃっくりは西洋医学では対応ず、漢方薬が効を奏する症状です。

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中途覚醒

56歳のSさんはここ半年間、中途覚醒が続いています。寝付きはよいのですが、二時間で目が覚めてしまい、その後は眠りが浅いようです。

イライラしがちな性格で肩こりがあり、緑内障があります。舌をみると暗っぽい紅舌で、苔は少ない状態でした。

「肝鬱化火」、「陰虚火旺」の状態であると判断し、疎肝剤の<加味逍遥散>と安神薬の<酸棗仁湯>を併用して頂きました。
しばらく来店がなかったためどうされているのか心配していたのですが、久々に来店されたのでお聞きすると、眠れるようになったため服用をやめていたようです。やめるとまた眠れなくなったとのことでしばらく継続して服用して頂くようにしました。

漢方薬は継続して服用して頂くことにより体質も徐々に変わっていきますので、よくなったと思ってもしばらくは継続して服用して頂くことをお勧めいたします。

投稿者:上田 泰寛

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亀ゼリーのスイーツを試食

ローソンが期間限定で発売している「フルーツと薬草ゼリーのスイーツ」を食べてみました。
今回の薬草ゼリーは<亀ゼリー>で、中国や香港の薬膳で使われる<亀苓膏>を使ったものです。

この亀苓膏(きれいこう)とは、カメの腹甲(亀板)、土茯苓、甘草、仙草、忍冬などの生薬を煎じた液を器に入れて蒸し、ゼリー状にしたもので日本でもamazonなどで販売されています。

元々中国南部で食べられる<中医学>に基づいた伝統的な食品で、美肌、デトックス、便秘、解熱、夏ばて、喉の痛み、痔などさまざまな効能があるとされています。
中医学的には、亀板は補陰(潤いをつくる)、土茯苓は除湿・解毒、、仙草は生津(口渇改善)、忍冬は抗菌・解熱作用などがあります。

中でも亀板は優れた補陰剤で、且つ補腎作用もあり、当店の商品<宝源珠>の主成分でもあります。
宝源珠は、不妊症の方や更年期の方など、女性のトラブルにたくさんお使いいただいています。

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帯状疱疹後の疼痛

72歳のKさんは、八ヶ月前に帯状疱疹で入院されました。
退院後も胸の辺りの痛みがなかなか取れないため来局されました。
お話を聞くと、縮むような痺れと痛みがあり、時に胸から背中へ痛みが移動するようです。

帯状疱疹前には静脈瘤の手術をされており、帯状疱疹後に難聴になられたようです。
中医学の考え方に「不通則痛」、通じざればすなわち痛むというものがあります。気の流れや血の流れが悪くなると痛みが生じると考えます。

Kさんにはまずは痛みの軽減を目的に、補陽止痛の<麻黄附子細辛湯>や、板藍根含有健康食品を使って頂きました。
服用して間もなく痛みは大分楽になり、昼間は痛みを忘れるぐらいになりました。

今後はしばらく継続して頂きながら、難聴に対する対応もしていく予定です。

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熱中症の予防に漢方薬

梅雨が明けたかと思えば、連日のこの暑さ・・
日中は少し歩いただけで汗が噴き出てきますね。

私はこんな時は、当店でも扱っている補気と補陰作用の<麦味参>とスポーツドリンク(アクエ○アス)を混ぜた水分×元気補給剤「バクエリアス」が欲しくなります・・

熱中症予防にはおススメです!

今週に入ってから四条店の周辺では、祇園祭で町がにぎやかになっています。
今年は日曜日と山鉾巡行が重なっていることもあり、たくさんの人出が予想されているみたいです。

今日は山や鉾もほぼ完成に近い姿になって、炎天下の中でも通りがかりのたくさんの人たちが足を止めて写真を撮っていました。

明日からの宵山が楽しみです!

投稿:古賀 梨紗子

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指のふるえ

高齢者やパーキンソンなどの疾患で、手や指が震えるというケースはよくあります。

70歳のOさんは、普段は震えることはなく、字を書こうとすると震えるために書きづらくなります。
また、アルコールを飲まないでいると震えがなくなるとのことでした。
最初は肝機能による影響かと思ったのですが、まずは平肝熄風の薬<抑肝散>をお使いいただきました。

その後2週間すると震えは少しましになり、更に漢方薬を継続されて改善の兆しが出始めました。

抑肝散は平肝熄風剤で、緊張などによる肝気の高ぶりを軽減するもので、子供の疳の虫や大人のイライラにも使いますが、このような震えにも早い効果を発揮する漢方薬です。
しばらく続けられると、完治するのではと期待しています。

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