副鼻腔炎の改善

3年ほど前に副鼻腔炎の相談でこられたWさん、当時は鼻茸や鼻閉、蓄膿で1年ほど困っておられたのですが、<荊芥連翹湯>などの漢方薬ですっかり良くなり、来られなくなりました。

そして先日2年ぶりにお越しいただき、前回のような症状になりそうとのことで、以前と同じ漢方薬をお使いただき、2週間で良くなりました。

この方のように、一度お使いいただいて効果があった薬は、再度発症したときに同じ薬で良くなるケースは多くあります。体質は簡単に変わるものではありませんが、しっかりと治しておくことが大切と説明しておきました。

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風邪と熱性痙攣

8歳のYくんは風邪を引きやすく、3歳の時には発熱から熱性痙攣を起こし、その後も幾度か繰り返していました。また、また風邪を引くたびに蕁麻疹が出るので相談に来られました。

漢方では<表虚>の体質が原因と捉え、<黄耆建中湯>などの漢方薬を使っていただきました。
その後蕁麻疹は出なくなったのですが、熱性痙攣が起きたので、

今度は柴胡剤や<六味丸>などのお薬をお使いいただきました。その結果、風邪気味でも発熱することがなくなり、順調な経過をたどっています。

以前の脳波検査では少し乱れがあったようですが、次回の検査で良くなるのではと期待しています。

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慢性病には胃腸の改善も!

皮膚病、更年期障害様症状、精神疾患、不眠症・・・など、体調不良を長期間患っている方がよく、漢方店を訪れます。

当然ながら、ご本人は自分のその症状を改善する漢方薬をお求めになります。しかし慢性に経過した症状の場合、症状を早く改善されたい方には、複数の漢方薬をお勧めすることが多いのです。そして、組合せの中で、一緒に処方されることが多いのは、胃腸に働く漢方薬です。

痩せている方、顔色の青白い、目に力がない、全身倦怠感があるなどの虚証の方や、胃痛、腹痛、悪心、食欲不振、下痢、便秘などの胃腸障害がある方は、胃腸を整える漢方薬が必要とされるケースが多いです。

なぜなら、食欲を改善し、胃腸を正常にしてこそ、漢方薬や栄養を十分吸収することができますし、慢性病を改善しうる抵抗力がつくからです。変な話、胃腸に働く漢方薬だけで、精神疾患や皮膚疾患等が改善された例もあります。

そこで今回は慢性的な胃腸症状を改善する漢方薬をいくつかあげてみましょう。

慢性的に、胃がキリキリ痛む。消化の悪そうなものを食べるとすぐにお腹が痛くなる。疲れやすい。体がだるい。→香砂六君子湯

慢性的に、便が柔らかい。下痢しやすい。一度にたくさん食べられない。元気がない。体重がなかなか増えない。→ 参苓白朮散

食欲がない。吐き気がある。食べると胸やけがする。精神的ストレスに心当たりがある。
→開気丸

上記の漢方薬はおおざっぱに書いたものですので参考までとして、慢性病の方で胃腸症状に心あたりのある方は、漢方専門店にてご相談ください。

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関節部の湿疹

3歳のYくんは、生後に乳児湿疹があり、6ヶ月以降の離乳食の頃から関節部位に湿疹が酷くなりました。
皮膚科ではヒルドイドローションやステロイド軟膏をもらい使われていたのですが、長く続くので相談に来られました。

この症状は、生まれながらの体質や、胃腸の負担が大きいために生じるものと捉え、<黄耆建中湯>や<六味丸>をお使いいただきました。

1ヶ月後、日中の痒みが軽減し、皮膚の状態もかなりよくなり、ステロイドを使うこともなくなりました。まだこれから成長の時期ですので、しばらく続けると一層改善するものと思われます。

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花粉症が始まり

暖かくなって花粉症の相談が増えてきました。

ちょうど渡り鳥のように、毎年3月になると来られ、5月になると来られなくなるという繰り返しの方もおられます。
35歳のSさんもそんな一人で、今年も1年ぶりに来られました。

毎年この時期、鼻水から始まり、咽の痛み、目の痒みと症状が悪化するにつれ、衛気を高める<衛益顆粒> 辛涼解表薬の<銀翹散>などを使っていただき、改善しています。

今年は花粉が多いとの情報、これからのためにもしっかり服用するようにお伝えしました。
漢方薬も花粉症に対しては即効性があります。

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めまいと頭痛

めまいのご相談もたくさんあります。

63歳の男性Mさんは、昨年8月に熱中症になった後めまいを発症し、いつになっても改善しないので11月に相談に来られました。

症状は、1日2回程度フラフラし、後頭部が熱くなるとともに頭痛が起き、酷いときは吐き気がしたり、手の痺れも出るとのことでした。

舌を見ると<白苔>で、明らかに水毒が原因と思われました。熱中症の後に水分の摂取を意識的にされたため、水分過多になったのではと思われました。

そこで、水分代謝のを改善を中心に、<温胆湯>や、平肝剤の<釣藤散>を服用していただきました。

2週間後、ふらつきはかなり減り、1ヶ月後には3日に一度程度となり、頭痛も痺れもなくなりました。
そして1月にはお薬を1日1回にしてもらってもほとんどめまいがせず、2月でお薬も終わりました。

典型的な水毒のめまいで、きっかけも明らかでしたので、改善もスムースに出来た症例でした。

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