漢方薬とメタボリックシンドローム

| コメント(0) | トラックバック(2)

先の日曜日は京都府薬剤師会主催の公開講座『漢方薬とメタボリックシンドローム』を聞いてきました。講師は京都府立医科大学の三谷和男先生で、病院での漢方相談の話も交えてわかりやすい内容でした。

特にメタボの話の根源は<食>にあり、<食養生>が基本となります。中国の紀元前の書物『周礼』によりますと、当時の宮廷に使える医者は「食医」「疾医」「傷医」「獣医」の4つの位に分けられていて、この中で、「食医」が最高位で「正しい食事を摂って病気を治す」ということを行っていたようです。それほど食が大切であることを改めて考える機会となりました。

そして先生は、病の多くは胃腸機能と自律神経に関連していて、これを正常な状態に正すことが治療に繋がるとのことでした。

メタボの漢方薬としては<防風通聖散>が一般的によく使われているが、日本人の現状から見るとむしろ<防已黄耆湯>が適する人が多いように思われるとのことでした。

また、江戸時代に書かれた書物『養生訓』の一部を紹介されながら、漢方治療ではまず養生の話から始めて、どんな養生がその患者さんに必要かを指導することが肝心ということでした。こういった考え方が大変勉強になりました。

トラックバック(2)

トラックバックURL: http://www.kanpou.info/mt_4_2_ja/mt-tb.cgi/1686

メタボリックシンドローム 予防 メタボリックシンドロームの予防のため、 40歳以上の検診が義務付けられるようです。 今の基準で言ったら、かなりの数の人が メタボリックシンドロームと診断されてしまうでしょう。 そして予防のために、医師の指導を受けるそうですが、 どうなんでしょうか? もともと、医療費の高騰を防ぐのが、 目的らしいですが、余計に医療費が かさむような気が・・・ メタボリックシンドロームの予防とい...... 続きを読む

中性脂肪をやっつけろ! - 中性脂肪をやっつけろ! (2008年5月 7日 11:16)

ある日の健康診断、中性脂肪の値が・・・・・中性脂肪って何?どうすれば減らせるの?勉強かねてHPを作りました!遊びに来てください。 続きを読む

コメントする

最近のブログ記事

常用の漢方薬
Kさんは8年前にお越しいただき、それ以来…
罰ゲームの漢方
年末になって忘年会が始まっています。毎年…
久々のご来店
今日は久しぶりの方が2名来られました。お…