34歳になるTさんは単角子宮です。
単角子宮は子宮の形の先天的な異常の一つで、「子宮形態異常」です。これは稀ではなく女性の5%にみられます。子宮は胎児期の早い時期にミューラー管と呼ばれる子宮のもとになる器官が、左右から融合して出来上がるのですが、これが途中の段階で止まってしまうのが原因といわれています。この中には単角子宮や双角子宮、中隔子宮、重複子宮などがあります。
やはり、早産、難産、不妊、習慣流産などがおこりやすいのです。
Tさんも2年前に初期流産を経験しています。
何としても赤ちゃんを授かりたい…!Tさんの強い気持ちが伝わってきます。
Tさんの子宮内膜は3~4㎜と薄いのです。通常受精卵が着床しやすい内膜の厚さは10㎜です。少なくても6~8㎜は必要とされていますからとても薄いのです。
「高プロラクチン血証」の症状もあります。今までに人工授精を9回しています。
寒がり、冷え症、イライラしやすい、立ちくらみもあります。漢方薬は当然、子宮内膜を厚くして着床しやすいふわふわベットにするよう婦宝当帰膠、双料参茸丸、冠元顆粒などを飲んでもらいました。
3ヵ月後子宮内膜は少しずつ厚くなり、漢方薬を服用してから4ヵ月後とうとう妊娠の陽盛反応が出ました。
Tさんの場合は陽性反応が出たと手放しには喜べません。流産の危険性が高いからです。仕事も休んでもらい今は自宅で安静にしています。
今は10週です。2年前には確認できなかった心拍が確認されたのです。「小さな心臓が動き始め凄く感動しました!!」
Tさんの小さな子宮に宿った命。是が非でもしっかり育ってTさんの胸に抱かせてあげたいと強く願っています。
Tさんの笑顔はこれからです!頑張ってほしいと思います!
