2006年10月アーカイブ

「産まれました!」朝一番に入ってきた朗報に顔がほころびます。Rさん(31歳)にとって初めてのお子さんの誕生です。

Rさんは6年前「月経痛」で来店されました。まだ、独身でした。冷え症で、ストレスも受けやすく、花粉症もありましたので、<婦宝当帰膠><逍遥丸>を飲んでもらいました。

2年前の6月に結婚され幸せな日々のスタートを切りました。当然ながら「赤ちゃんがほしい!」と望まれて<周期療法>がスタートしました。

<不正出血>あり<黄体機能不全>あり<子宮内膜症>あり、おまけに蕁麻疹まで出てきて、賑やかな治療になりましたが、うれしいことに今年の3月に妊娠されました。

長いお付き合いでしたので本当によかったと胸をなでおろしました。流産止めに婦宝当帰膠、衛益顆粒、先天の元気を補うために補腎剤をのんでもらいました。

8ヶ月に入ると切迫早産の疑いでご実家で安静を言われ、またまた心配が出てきましたが、これも乗り切り予定日より10日早く産声を上げたのでした。2900g丁度良い大きさです。

初産なのに2時間半の超スピード出産。「元気な声で泣いてました!」と若々しいおばあさんからのうれしい報告。産後の肥立ちを良くするために、補血養血剤を服用してもらっています。

Rさんの「かわいいわ~!!」、「産んでよかったわ~!!」そんな声が聞かれ、私も心が浮かれています。Rさんのこれからの子育てが順調でありますよう、少しでも応援したいと思っています。(本当によかったです。)

「不妊治療もボチボチやります。余り一生懸命に治療してくたびれたので、息抜きに10月の連休は九州旅行に行きます!温泉につかっておいしい物を食べてきます!」と嬉しそうに語ってくれたAさん。

旅行に行く前に来店され、次周期のお薬を求められたのです。

が…、「(生理が)来ない。体温も下がらない。ひょっとして??でも、気にしないで行って来ま~す!」とメールが入りました。

Aさんは28歳。2004年の12月から漢方薬を飲み始めました。西洋医学の診断名は多のう胞卵巣症候群>。卵巣の中に小さな卵胞がたくさんネックレス状に連なっていて、なかなか排卵できないため、赤ちゃんが授かりにくいのです。排卵促進剤やホルモン剤を飲んだりするのですが、思うように改善しない厄介な症状です。

漢方薬の<婦宝当帰膠><シベリア霊芝><杞菊地黄丸>など、その時々にあわせた<周期療法>で、体調を整えていきました。

時には「どうして出来ないのでだろうか?」「もういっそうのこと何もせんとこうかな~!」と悩んで時期もありました。

またせっかく、小さな命の灯がともったのに、残念ながら流産してしまい、辛い経験もしてきました。

それだけに「ひょっとして??」の期待感は私も抱きました。Aさんは旅行先からおいしそうな料理の写真も送ってきました。

帰るなり気になるクリニックへ。やはりおめでたでした。「小さい黒いのが写ってたよ!」と胎芽を確認して報告してくれました。(うれしいですね~)

いつも、妊娠の報告を受けると舞い上がる感情を抑えるのに困るのですが、Aさんはまた特別。

心の痛みを知っての2年間。よく頑張りました。本当によかったです。心拍確認できる日まであと少し。小さな命がしっかり育ってくれるよう祈る毎日です。

「毎日がしんどくて、泥沼に入っているよう!」「食事も摂れないしとても辛い」「何とかしてください」とSOSを発してきたHさん。

1夜明けて今度は「スカッとして爽やかな気分!」「久しぶりに自分が<蘇った>感じ」「世の中がとっても明るい!」「食事もスッーて入るのよ~」と歓喜。

一体どうしたのかと尋ねると、あまりにもしんどかったので、今、はまっているドラマ・チャングムの場面の中で、「食事が入らなければ、病は治らない」といってたことを思い出し、手元にあった<帰脾錠>を定量飲んでみたら何となくいい感じだったので、寝る前にもう一度服用したと言います。

すると、今まで夜中も何度となく目覚めていたのが1度も起きずにぐっすり眠れ、朝が本当に爽やかな気分で、起きられたそうです。「帰脾錠って凄いね~。漢方ってピッタリあえば凄い効果があるんだね。感動しました!」と語ってくれました。

チャングムにヒントを得て試してみたHさん。私も教えてもらいました。Hさんの笑顔に、1日が楽しい気分で仕事が出来ました。本当に笑顔はすばらしい!

(*<帰脾錠>は消化吸収を促進し、気血を生成し精神を安定させる薬で、健脾、養血、補心の有名な薬です)

36歳のTさん。漢方薬を飲み始めて3ヶ月。赤ちゃんが授からないので、京都では有名なA医院に1年通院。それでも結果が出ないのでまた有名なTクリニックで6ヶ月間ホルモン療法をするも授からないのです。ホルモン療法を続けるほど体調が悪くなることに気づき、漢方薬を求めてこられました。

「子宮内膜症」、「黄体機能不全」があります。年齢的にも生殖機能が若いときとは違い、落ちてきます。補腎を強めながら、子宮内膜症のお血を取るような薬を中心に、<周期療法>を組み立てました。

9月に入ってTさんからメールが届きました。「最近、内膜症が悪化したようで、性交痛がひどくて困っています。」「不妊治療は体外1本に絞っており、来年3月頃を目安に考えています」「当面は内膜症の治療をお願いします!」とかかれていました。それではと毎日飲むお薬を活血剤(血液の流れを良くする)を多めに飲んでもらいました。

すると、月経予定日になっても月経が始まりません。体温は高温を維持しています。またまたメールが入ました。

「妊娠検査薬で試したところ陽性反応が出ました!」と驚きを隠せません。「寝耳に水で驚いています。まだまだ先のことと思い、マンションも車もローンで買ってしまいました。」えてしてそういうことがあるものですね。

一生懸命赤ちゃんのことばかり考えていた時にはできなくて、「まぁいいか~、少し後に考えよう!」と思ったときに授かることがあるものですね。

Tさんも、出来なかったら「養子もらうからいいの!」とまで言ってたので、喜んでいる顔が浮かんできます。

Tさん、子供が出来たらちゃんと食事を作って、家族で食卓を囲んでくださいよ。今からその準備のために食事を作ってご主人と笑顔で楽しく食べてくださいね!

「内膜症の治療で、何で赤ちゃんが出来るの??」Tさんの疑問です。

ウフフ…そうなのです。「人間の身体は不思議で、神秘的なのです!」

50歳のMさん。<子宮内膜症>の激しい痛みが辛くて来店されたのが1年前。22年前から激しい月経痛があり、Drからは子宮の全摘を進められているとのこと。

月経痛は初日から3日間ほど下腹部、腰から肛門にかけての激しい痛みで、ロキソニンという鎮痛剤を服用するが、余り効かず、寝込んでしまうほどといいます。痛みの爲、また、鎮痛剤の副作用のためか嘔吐で苦しむとのことです。

<子宮内膜症>は子宮の内側にしかないはずの細胞がなぜか体の様々な場所に勝手に発生し、そこで活動してしまうのです。

症状の最大の特徴は「激しい痛み」です。世界子宮内膜症学会では、「再発性の慢性疼痛疾患」と表現しているのです。この「痛み」こそ、子宮内膜症の女性たちを悩ませQOLを低下させてしまうのです。

治療としては閉経を待つか、子宮を摘出するか、若い人なら薬物治療(ピルの使用、ステロイドホルモン剤で閉経状態をつくる)しかないのです。

Mさんは身体に負担の多い手術とか薬物療法をさけ、自然に閉経が来るのをまとうと方針を決め、漢方で何とか辛い痛みに対応できないものかとこられたのでした。

漢方薬は活血消瘕の<桂枝茯苓丸>、活血温経の<爽月宝>、活血止血止痛の<田七人参>を飲んでもらいました。

その間、国内外の旅行にも行かれ、毎回月経痛に悩まされていたのも、痛まない月が出てきて、「今月は楽でした!」とニコニコ笑顔でこられることが多くなり、こちらも確かな効き目を実感していました。

本日こられたMさんは、「痛みが殆ど感じなくなったので、パートで働くことにしました」とうれしそうでした。まだ月経は来ていますが、そろそろ更年期です。やがて、不順になり閉経になっていくことでしょう!もう少しの期間の辛抱です。

痛みから開放されたMさんの笑顔とてもイキイキしていてこちらが元気をもらいました!

30歳のTさん。アトピー性皮膚炎がひどく漢方を希望されての来店でした。

子供の頃からアトピーで辛い思いをされてきました。お顔は紅く腫れ保湿剤で皮膚はテカテカにひかっています。見るからに熱が篭っていそうです。生理前になるとイライラしやすく、胸も張ってきます。いわゆるPMS(月経前症候群)です。

お話を聞くと結婚3年。赤ちゃんがほしいのですが恵まれないというのです。月経周期も40日と長く、月経痛もお薬を飲まなければならないほどひどいといいます。高温期には皮膚の状態が悪化するとの事でしたので、<周期療法>をすることにしました。主に高温期~月経期にかけて、清熱剤を中心にイライラを取るようなお薬を加え、月経期には経血を充分に排泄するようお薬を服用してもらいました。

1ヵ月後には60%、2ヵ月後には80%ととても順調にきれいになっていきました。Tさんのお顔もとても明るく美しくなりました。

「今度は赤ちゃんね…」と基礎体温表を見せてもらうと、高温期7日目。体温も36,8~36,9度。タイミングも合っていますので「ひょっとしたら??」と期待を以って過ごしてもらいました。

「バッチリ!!」授かりました。

つわりで食べられない時はアトピーも治まっていましたが、「味の濃厚なカレーとかハンバーグが食べたくなってたべたらこんなふうにになりました」と無残な姿に変貌してしまいました。<五行草>のパック、<涼血清営顆粒>の内服、赤ちゃんの成長も考え、<八仙丸を加えて食事指導をしやっと治まり、今7ヶ月の後期に入っています。

赤ちゃんも順調、お肌もきれい。元々美人のTさんですが、とってもきれいな笑顔になっています。食べ物に気をつけていれば、きっと、きれいなお肌(お顔)で赤ちゃんとご対面できるでしょう!!

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