結婚8年のHさんは45歳。「いろいろ考えましたが今年の12月(46歳)を以って不妊治療に終止符を打ちます」とのメール。
Drからも「妊娠の確率は5%!」、「流産する確率は高い!」といわれ、心が沈みがちになっていくのをなんとか氣力で食い止めてきたが、もはや前向きな気持ちにもなれず、夫婦の会話も少なくなってきた。それでもまだ卵は健気に成長していてくれる。12月まではチャンスがあれば良い卵を採卵し貯蓄をして、1個でも2個でも移植していこうと気を取り直していた。
ところがなんと高温期が続く。どうしたのだろう?16…18日と延びていく日にちに期待と不安が募っていく。
金曜日女性相談日に来店。すぐ検査紙を渡してトイレに直行!!ドアーから顔だけ出して手招きするので見にいくと、なんと陽性反応がlくっきり。Hさんはカタカタふるえ顔は笑ってはいるものの強ばってカチカチ。「やったあ~!良かったね~!」店内は興奮と化し、感動ものであった。
Hさんは漢方薬を飲み<周期療法>を始めてから丸3年。
結婚してまもなくホルモン治療を開始。5年間クリニックに通った。37歳の結婚。リュウマチ(坑核坑体陽性)、甲状腺機能低下(橋本病)を持っている。
何度も高度生殖医療(ART)をうけるも、卵の成長が悪く空砲が多く治療が進まない。あげくのはてにOHSSになり「もう、卵巣の中に卵がありません。これからは更年期の治療を考えて…」と心をグサリとやられ放心状態で来店した時のことが思い出されます。
あれから3年。Hさんは<周期療法>を信じてひたすら飲みました。私との合言葉は「いい(卵)作ろう」でした。今、6週目。これからです。Hさんの210日の旅が始まりました。高齢、甲状腺、坑核抗体との戦いもあります。心配が尽きませんが、みんなで乗り越え、Hさんの腕に赤ちゃんが抱かれる日まで応援したい…ほっこりした笑顔に合える日まで。
本当に心から喜べる日がきっと来るでしょう…!!
