諦めていた卵

| コメント(0) | トラックバック(0)

ART(現代生殖医療)をして4年間。その間に人工授精6回、体外受精7回して授からず。排卵誘発剤を使っても1~2個しか取れなくなった。

今まで採卵したのは25回以上。しかし卵の質が悪いため受精グレードが悪く、戻す事が出来ない。

Drからは「FSHが高すぎるので卵巣が働いていない。あなたの妊娠の確率は5%」といわれ途方にくれて当店に来られたのが2005年の夏でした。

あれから1年。<周期療法>で体温を整えこの冬には自然妊娠?と思われる着床の兆しが見え、「やった!」と思ったのもつかの間、インフルエンザに罹患してしまい、残念な結果になってしまった。

落ち込みやすく、マイナス思考のSさん(43歳)を励ましつつ、状況を理解してもらい、更にプラス思考にするには毎回時間をかけてのムンテラでした。時折くじけそうになりながらも付いてきてくれたSさん。

なんと今日採卵できたのです!病院から「卵が出来ていて、採卵できました!」自分でも戸惑っている様子が電話口から聞こえます。「良かったね!!」私のほうが興奮していました。

ホルモンで作った卵ではなく、自分で作った卵なのです。なんとすばらしいことでしょう!「もう諦めなさい!」と言われていたのに、人間の秘められた可能性をひき出したSさん。

諦めていた卵は、今,受精卵となり順調に分割し凍結保存されているのです。

これからは、融解胚移植のために、「良い子宮環境を作り(子宮内膜をホワホワベットにして)をしていきましょう」と励ましの言葉をかけました。

翌日来店してくれたSさん。「いままで散々裏切られてきたけど、ここまで来られて(採卵ー分割)うれしいです!」とホッとした笑顔をみせてくれました。(これから、ひと踏ん張りですね!)

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.kanpou.info/mt_4_2_ja/mt-tb.cgi/272

コメントする

このブログ記事について

このページは、編集長が2006年8月 5日 20:29に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「笑顔の使者」です。

次のブログ記事は「最後の卵」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。