「先生、陽性反応がでました!初めてなので戸惑っています」電話の向こうの声が弾み、笑顔が浮かびます。
「良かったね~。第一関門突破ですね」。「先生これからのお薬お願いします!」彼女の声が遠くに聞こえるほど私も舞い上がりました。
結婚13年目。あちらこちらの不妊クリニックで治療を受けてもなかなか授からない。漢方でも飲んでみようかと私のところに来てくれたのが今年の1月でした。
<子宮内膜症><子宮腺筋症><子宮筋腫>と赤ちゃんを守る育てる子宮が大変なことになっているのです。そして38歳と高齢です。どの1つをとっても、立派な不妊症の原因になるのです。それがしかも4つもあるのです。運良くKさんの卵巣はちゃんと働いて、良い卵を作ってくれました。
それでは、何とか子宮内の環境を良くして、赤ちゃんを育てる母体を作ろうと方針を決め、漢方薬を飲んでもらいました。堅くなった子宮をやわらかくしよう!子宮の血流をよくしよう!と<周期療法>をはじめ、<婦宝当帰膠><爽月宝><水快宝>などを使いました。
激しい痛みと、出血、高熱にも見舞われましたが、子宮の状況はだんだん良くなり、ついにこの喜びの日を掴んだのでした。「いや~本当に良かったです!!」内心難しい症例でした。「私もがんばるからKさんも頑張って!!」と心の中で叫んでいただけにうれしいです。
Kさんはやっとスタート地点に立ちました。これからは、流産、早産、つわりなど、心配の山が沢山あります。細心の注意を払って、漢方薬と西洋医学の技術で、無事元気な赤ちゃんが誕生するよう応援したいと思っています。
13年目の笑顔…いつまでも続きますように。

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